衆・参の1回生議員と菅総理との懇談会に出席した。
民主党代表選挙をにらんでの1回生議員の取り込み活動だ、
などとマスコミに揶揄されているが、実際に参加してみると、
とてもいい会であった。
私が出席した会には、17名の1回生議員が参加。
中には小沢グループと言われている面々もいて、
総理に厳しい注文をつける議員もいたが、
総理は全ての意見・質問に対して一つ一つ丁寧に答え、
予定を30分延長して、1時間半、我々の意見を聞いてくれた。
これまで総理が意見を聞く国会議員といえば、
閣僚か官房副長官、首相補佐官などに限られており、
そういう方々は忙しすぎて地元選挙区へ帰ることができず、
もっとも国民の声から遠い人たちだった。
しかし、我々1回生議員は地元活動が中心であり、
有権者の皆さまの声を常日頃お聞きしている。
「民主党は内部でゴタゴタしている場合ではなかろう!」
というお叱りの声が大半だ。
皆それぞれ必死に訴えた。
総理だからといって遠慮した意見は一切ない。
私からは、こう申しあげた。
「総理にはもっと思いきってやってほしい。
総理には厚生大臣時代の実績があるのだから。
その姿を国民は期待している。」
「我々がやろうとしているのは明治維新に匹敵する革命だ。
誰もが賛成するようなものは革命とはいえない。
3年間でやればいいのだが、まず、何か1つでいいから、
今すぐに総理のリーダーシップで、誰もが驚くような革命を、
党内や官僚の反対を押し切って打ち出して欲しい。」
「私が真っ先にやるべきと考えるのは、天下り改革だ。
マスコミは総理が財務省に取り込まれたように報道するので、
それを払拭するためにも、財務省が反対している天下り改革
を大胆に進めて欲しい。」
菅総理からは、
「ぜひやりたいが課題も多いと聞く。
君はその道に詳しいのだから、課題を整理して、
具体的な案を持ってきてくれ。」
と前向きな回答をいただきました。
私からは、さらに、
「課題が多いと言っているのは官僚です。
官僚の常識を破ることをしなければ革命になりません。
この革命は官僚に頼ってはできません。
我々官僚出身の政治家を使ってください。」
と申しあげました。
早速、官僚の言う「課題」なるものを論破して、
総理へ具体案を提案したいと思います。
この他にも総理からは印象深いコメントがいくつかありましたので
紹介しておきます。
○(「地域主権改革」が後退しているのではないか?)
地域主権改革には私は一番力を入れている。
後退していると思われているとすれば反省したい。
○(郵政改革法はぜひ成立させて欲しい)
国民新党との約束であり、成立を目指す方針に何ら変わりはない。
○(菅総理のセールスポイントは?)
自民党的な古い体質や官僚の省益などを「壊す力」だ。
○(国会議員の歳費を削減すべき)
公務員人件費を下げる前に、当然議員歳費も削減しなければならない。
○(成長戦略、景気対策のキーワードは?)
「雇用」。雇用確保でデフレ脱却や社会保障の充実につなげる。