【たたかい日記】地球環境問題
4年前から参加しているNPO法人「エネルギーの未来を考える会」(通称エネミラ)の総会に出席してきました。
世界中が地球環境問題に取り組みはじめた昨今ですが、相変わらず日本での取組みは遅れています。
エネミラの総会後、「気候ネットワーク」豊田陽介主任研究員の講演会にも参加しました。
2時間にわたる講演は、中味が濃く、勉強になることばかりでしたが、一言で言えば、
日本政府の対応があまりにひどい
という一言に尽きます。
市民活動がこれだけ一生懸命頑張っているのに、それを全て打ち消して余りあるほどの政府の無策ぶり。
昨年の洞爺湖サミットで、
2050年までにCO2半減
という目標を掲げたのはいいけれども、肝心なことは、2050年に至るまでの中期目標をしっかりと立てることです。
CO2を削減するということは、大気中の濃度を減らすということですから、2050年が近くなってから突然減らせるわけではありません。
今から少しずつ計画的に削減していかなければできないのです。
にもかかわらず、日本政府は、産業界に配慮し、2020年までの中期目標策定には及び腰です。
日本政府が提案した6つの中期目標(案)の中には、
7%増
などというものもあり、
しかも、
産業界の強い意向で、この(案)が一番有力なのです。
そもそも、日本が議長となって決めた「京都議定書」の「マイナス6%」という目標すら守れていない、
守れないどころか、
逆にプラス9%となっている
こういう事実を、果たしてどれだけの国民の皆さんは知っているでしょうか。
政府は、まず、こうした事実を明らかにし、
国民の皆さんに危機意識を持ってもらう
このことが大事な役割ではないでしょうか。
引き続き参加した懇親会の席では、多くの皆様から政治に対する叱咤激励の言葉をいただきました。
私からは、
こうした勉強の場に政治家がいないことが一番悪い
自戒の念を込めて、そう申しあげました。
こんな時だからこそ、政治がしっかりしなければなりません。
2009年5月28日 | Category : たたかい日記
