国交相辞任
中山成彬国土交通大臣が就任5日で辞任した。
「日本の教育のガンは日教組」との発言を繰り返したからだ。
私は、この事件は、発言の不適切さや総理の任命責任の問題はもちろんだが、日ごろ「政治家」に対して抱いていた不安や疑念を象徴している事件のように感じている。
中山氏の発言は、おそらく自分の確固たる「信念」に基づく発言なのだろう。
私が問題だと思うのは、中山氏が自分の「信念」を「絶対に正しい」として、他人の意見を一切受け入れず頑なになっている点だ。
そして、私が恐れているのは、およそ「政治家」にはそういう問題を抱える人が多い気がする。
自分が信ずる考えを曲げない、すなわち、「信念」を貫くこと
と、
他人の意見を絶対に認めないこと
とは、ぜんぜん違う。
中山氏が陥っている独善は、自分の意見だけが正しく、これと異なる意見は絶対に認めない、という態度だ。
世の中には、日教組の考え方に賛成する人もたくさんいるのだ。
そういう意見があることを認めた上で、自分の主義主張を述べるのならばよいが、今回の発言は、まるで他人の意見は認めていない。
だから、大臣という公職にありながら、世間が批判をしても、ただ繰り返し同じ発言を続けるのだ。
自分だけが正しい
そう勘違いをしている政治家は、実は、中山氏に限らず多い。
他人の意見を認めることができる人
これは政治家としての最低限の資質ではなかろうか。
2008年9月29日 | Category : たたかい日記
