洞爺湖サミットの成果は?
洞爺湖サミットが閉幕した。
8年に一度しか日本で開催されないサミット。
オリンピックよりも、サッカーW杯よりも、久しぶりだったのに、その割には盛り上がりに欠けるサミットだった気がする。
しかし、討議された内容は、極めて重要な「地球温暖化対策」である。
今回の成果については、自画自賛の福田総理から、極めて厳しい評価の環境NGOまで、評価は大きく分かれている。
私は、先進国8カ国(G8)が、
「2050年までに温室効果ガスを半減させる」という長期目標を共有し、
「中期の国別総量目標を実施する」と率先して削減に努める決意を示した
その点は評価したい。
「この程度で?」と思う方もいるだろうが、これまでは、「この程度」のことすら合意できていなかったのだ。
更に、中国、インド等の新興国を加えて議論が行われてことも意義は大きい。
なにせ、G8で排出するCO2は全世界の41%に過ぎず、中国・インド2カ国だけで既に23%を排出しているのだ。
G8の合意に支持を示した国もある一方、「先進国が先に目標を示すべき」と主張した国もあったという。
しかし、これは当然のことではないか。
まずは、これまで温室効果ガスを排出し続けてきた先進国が、率先して削減目標を定め、その上で新興国にも協力を求めるのは当然の理であろう。
地球温暖化対策こそ、日本がとるべき最大の国際貢献
と言い続けてきた私であるが、日本がまずやらなければならないことは、
一日も早く、京都議定書の約束(マイナス6%削減)を達成すること
そして、
一日も早く、次なる中期目標を定め、具体的な対策を打ち出すこと
である。
「2050年(41年後)に半減」では、いつまでに何をやるか、まるで雲を掴むような話だ。
少なくとも、京都議定書の期限である2013年以降、2020年くらいまでの間に、どこまで削減するのか、わが国は、率先して数値目標を定めるべきである。
「まず隗より始めよ」
これ以外に、世界の中でリーダーシップを発揮できる方法は無い。
他国がどうあろうと、まずは日本が率先してやらなければならない。
2008年7月10日 | Category : たたかい日記
