居酒屋タクシー
霞ヶ関で働く1402人の国家公務員が、いわゆる「居酒屋タクシー」を利用しており、このうち151人が処分された。
国家公務員法に基づく処分は、停職1名、戒告21名、減給11名の合計33名のみ。
残りは、各府省の内規による厳重注意など118名だ。
私が霞ヶ関を去ったのは3年半前だが、幸いなことに(?)、私はこの「居酒屋タクシー」には遭遇したことは無い。
また、周囲でもそういうサービスが提供されているという噂も耳にしたことが無いから、このサービスは最近のものなのだろうか。。。
それにしても、ひどすぎる。
調査は自己申告が中心であるから、発表された人数は氷山の一角であることは間違いない。
これほどまでに、国家公務員のモラルが低下しているとは思わなかった。
税金を使って乗車したタクシーから、「見返り」をもらうということは、税金をポケットに入れることと同じだ。
これは公金横領と同じではないか!
5年間で200万円もの現金を「見返り」としてもらっていた職員も、その処分は「停職3ヶ月」のみ。
処分が甘すぎるのではないか。
そして、いつも思うのだが、こうした国家公務員の不祥事に対して、本来、責任を負うべきは、政府の最高責任者である内閣総理大臣である。
しかし、その総理は、まるで他人事。
「言語道断だ。」「常識を守らないのだから、どうしようもない。」
まるで他人事のセリフしか聞こえてこない。
これが民間企業ならばどうだろうか?
これだけ、組織的に行われている社員の不祥事に対して、社長が頭を下げずに済むだろうか?
こんな他人事のセリフを吐いた瞬間に、世間からは袋叩きにあうはずだ。
なのに、政府の不祥事の責任を総理大臣が取ったところを見たことが無い。
「消えた年金」問題も同じだが、これほどの組織的かつ大規模な不祥事を起こした場合は、当然、政府の最高責任者として、総理大臣が責任を取るべきである。
官僚も政治家も、国民の声をあまりにも軽く見すぎていると、いつか必ず鉄槌が下されるであろう。
2008年6月27日 | Category : たたかい日記
