トリプルダメージ
円高、株安、原油高のトリプルダメージが、日本経済に大きな影を落としている。
17日、ついに円相場は、12年7ヶ月ぶりに1ドル95円台まで進んだ。
株式市場も、日経平均株価が12,000円を割り込んだ。
国内輸出産業の採算ラインは、1ドル101円強と言われている。
トヨタ自動車は、円高が1円進むと350億円の利益が吹っ飛ぶと言われており、このままの為替レートが続くと仮定すると、6000億円近くの営業利益のマイナスになると予想されている。
「米国サブプライムローンのせいだ」
などという呑気なエコノミストもいるが、日本は欧米に比べて、サブプライムローンの影響をもっとも受けにくい国であり、本来であれば、欧米から資金が日本に集まっても不思議ではないのだ。
しかし、現状は、資金が国外へ流失しており、日本経済に根本的な課題がある証拠である。
バブル崩壊以降の日本企業の弱体化は言うまでもないが、やはり、ここ数年の政治の失敗のツケが回ってきたのではないだろうか。
もちろん、日銀総裁の不在という異常事態も、少なからず景気に影響を与えていることは明白で、その点では、民主党も責任を痛感しなければならない。
「経済一流、政治三流」
日本はずっとそう揶揄されてきた。
しかし、「経済一流」の時代はとっくに終わった。今は、二流か、三流か。。。
そんな時代だからこそ、政治がいつまでも三流のままでいるわけにはいかない。
「根っこから政治を変える。そして、日本経済を復活させる。」
民主党に与えられた使命だ。